2025年度 理事長基本方針
第63代理事長 関根 和也
【はじめに】
1963年に発足した館林青年会議所は、奉仕・修練・友情の三信条を心に刻み活動し、今年で62年目を迎えます。先輩諸兄姉が長年「明るい豊かな社会」の実現にむけて活動してきた系譜をこれから先も守らなければいけません。この系譜を守るためには一人ひとりの成長と主体的な参加意識の強化が必要です。1年単位で役割が変わる青年会議所は積極的に活動することにより必ず成長に繋がります。40歳までという限られた時間の中で自分自身がJAYCEEとして誇れる活動を行い、共に成長し楽しみましょう。
【総務・広報】
会の意思決定や方針を決める総会や理事会などの会議の運営をする総務広報委員会は館林青年会議所会の基盤となります。青年会議所には様々なルールや規則があり、厳粛なセレモニーの進行を行うにはこれらを理解し実行しなくてはいけません。他の委員会の模範となれる運営をしましょう。
私たちの活動を地域の方々に認識されるために広報活動は重要な役割となります。現在は様々な情報発信ツールが存在します。この情報発信ツールで計画的な更新、継続的な発信をしましょう。また、開催告知や事業報告は伝えたい情報を整理し、伝えたい相手に届くよう発信することにより、多くの方の目に留まる機会を増やしましょう。私たちの活動を1人でも多くの人に知っていただき、共感を得ることができれば、イメージアップや会員拡大に繋がります。
【地域・交流】
館林・板倉・明和の3地域には多くの歴史的魅力や観光資源が存在しています。館林青年会議所では持続可能な社会の実現に向け、様々な事業で行政や地域団体と協力して地域の魅力を発信してきました。現代社会が直面する少子高齢化や人口の都市集中の課題を解決するためには、この発信を継続し地域が活性化することが必要です。魅力的で地域に根付く事業の展開により更なる地域の活性化を目指しましょう。そして地域の方々の笑顔が溢れ挑戦し続ける「まちづくり」を行いましょう。地域の方々が郷土を愛し、誇りをもち、人が集まる地域を築きます。
また、34年目を迎えるおおらか青年会議所との合同例会では近隣LOMと交流を行え、新たな知識や経験を得る機会となり、交友関係を広げJC活動の楽しさを感じることができます。積極的に交流や互いに協力し、メンバー間の成長に繋げましょう。
【国際交流】
西全州青年会議所との交流は42年目を迎えます。国境や文化、言語の垣根を越える交流は、普段のJC活動ではできない貴重な経験となります。この貴重な経験は新しい視点を得る絶好の機会となり、より広い視野を持つことで一人ひとりの成長につながります。日本特有の文化の経験や、おもてなしの心で同じ志をもつJAYCEEとして互いの理解を深めましょう。
【拡大・研修】
会員拡大は近年の最重要課題であり、館林青年会議所を存続する為に必ず行わなければいけません。会員拡大は担当委員会だけで行うのではなく全てのメンバーが当事者意識を持ち情報を共有しなくてはいけません。拡大の対象を今までの固定概念にとらわれず幅広い視野で幅広い人材に目をむけることにより、異なる視点や経験が集まり、多様性が広がります。常に会員拡大の意識を持ち館林青年会議所の魅力を伝えましょう。
近年メンバー数の減少と共に入会が浅く経験が少ないメンバーが重要な役を担う現在、メンバーの成長がこれからの館林青年会議所の要となります。「役は人を育てる」というように、役割や責任は必ず成長につながります。自ら率先して行動し、メンバー同士協力し合い、共に成長しあえる人財を育成し、会員の資質向上を目指しましょう。そして、経験不足からくる不安や嫌悪感をなくし、自信を持って活動できるようにしていきましょう。
【結びに】
私たちはそれぞれ仕事が違ければ家庭環境も違います。そんな中で館林青年会議所として地域社会のため、子ども達のため、互いに協力し事業を行いましょう。一人に任せきりするのではなく率先して行動しましょう。私は多くのメンバーに支えられ活動できていることを実感しています。館林青年会議所に入会し出会った先輩諸兄姉や共に活動している仲間に感謝し1年間活動してまいります。楽しく積極的に活動を行いましょう。
賛助会員のみなさま
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